ギックリ腰・寝違い
急性の痛みといえば「ギックリ腰・寝違え」を思い浮かべる人が多いでしょう。
首と腰で痛い場所は違いますが、共通点も多い2つの疾患を説明します。
寝違えのよくある症状
朝起きると突然、首が痛くてまわらない・動かせない症状で、一度寝違えると2〜3日痛みが続くため仕事にならない事もしばしばでたいへん辛いものです。
寝違えの原因
原因としては、不自然な姿勢で寝たりすることで首に無理な負担がかかるため起こります。
首から肩にかけての筋肉や靭帯(いわゆるスジ)などに急性の炎症が起きて痛みや運動制限が生じると考えられています。
そのためレントゲン検査を受けても、首の骨の異常が見つかることはほとんどありません。
ギックリ腰のよくある症状
重い物を持った拍子に、腰が痛くなり動けなくなってしまう。そんなイメージのあるギックリ腰ですが。朝、顔を洗おうとして体を曲げた・靴下を履こうとしてうつむいた・くしゃみをした。程度でも起こる恐ろしい疾患です。
多くは1〜2週間程ほどで回復していきますが、炎症が強いときはまったく身動きがとれないこともあります。
ギックリ腰の原因
原因としては一般的に不明といわれていますが、運動不足がつづき、筋力低下→血流が滞る→筋肉が硬くなる→ちょっとした動作で痛める。や、負担のかかる動作や悪い姿勢を繰り返すことで、筋肉や骨にストレスをかけつづけ痛めるといわれています。
そんな2つの共通点は‥痛めたときの対処の仕方と施術のやり方が似ていることです。
ギックリ腰・寝違えの対処法
先づは首・腰ともに安静を保つこと。無理に動かさず、刺激を避けてください。次に、痛いところに腫れと熱があれば冷やすこと。冷湿布・アイスノン・氷嚢などで心地良い程度に熱をとっていきます。そして固定のテーピングやコルセット、サラシなどで動きを制限させます。
痛みをがまんして首や腰をまわしたり、もんだりすると悪化しやすいのも似ています。
ギックリ腰・寝違えの施術方法
寝違えは頚椎と肩甲骨、ギックリ腰では腰椎と骨盤の違いはありますが、施術の処置は同じです。
患部に腫れや熱があればアイシングします。症状が強くベッドで横になれないときは楽な姿勢や座ってもできる通電療法で炎症の緩和をします。そして、各種テーピングで動きのサポートをし痛みの軽減処置をします。
また、回復傾向にある場合や急性期でも腫れや熱がないときは痛めた患部を温め血行を促します。
患部が筋肉の痛みの場合には、筋膜リリース(筋膜はがし)やCBDオイル整体で筋組織の回復を促します。
患部が背骨・骨盤・肩甲骨の場合は、各種テーピングで関節の負担を減らし、炎症が軽減してから歪みの矯正や肩甲骨・骨盤の運動療法の指導を行い、再発の防止に努めます。
ギックリ腰・寝違いの施術方法
スパイラル通電療法
3〜999Hzの8種類の周波数から今ある痛みに最も効果のある周波数を選択し通電する施術です。
経穴(ツボ)を使って関節的に流す方法と直接患部に流す2種類刺激で、消炎・鎮痛効果が期待できます。
スパイラルバランス療法
数種類の形や大きさの違うテープを身体の反応点に貼り、バランスを整えて行く施術です。
皮膚の感覚器から身体のバランスを調整する神経に働きかけ、自然治癒力を高めたり、筋力アップ柔軟性アップの期待が持てます。
筋膜リリース(筋膜はがし)
特殊なブレードを使い癒着している筋膜を剥がして行く施術です。
癒着した筋膜を剥がすことで、動きの改善やリンパ・血流の流れを良くし老廃物を促します。
CBD整体
CBD(カンナビジオール)の作用で、患部から全身の鎮痛作用、抗炎症作用、心身のリラックス作用、不眠の緩和、慢性痛の改善が期待できます。
CBDオイルをマッサージや通電療法によって筋肉や血液中に浸透させて症状を緩和させる施術です。
(日本のCBDにおける法令「茎抽出」「ヘンプ種」「THCフリー」を順守しています)
肩甲骨はがし
筋肉の緊張や肩関節のゆがみによって、動きの悪くなった肩甲骨を改善する施術です。肩甲骨を動かすときに身体から「はがれる」ように見えるため、そう呼ばれています。肩甲骨や肩関節の左右差を改善や筋肉をほぐす効果があります。
骨格矯正
カイロプラクティックの手技を使い、関節を正しい位置に改善して行く施術です。骨格のみならずリンパや神経、ホルモンバランスの改善を目指すことで身体の痛みの解消が期待できます。